株式投資の出口戦略を不動産投資に置き換えると不動産投資の出口戦略も分かりやすくなります!今回は、株式投資の出口戦略を不動産投資に置き換えたらどうなるのか?という点について解説しますね!
不動産投資をする上で出口戦略を立てることは非常に重要です。たとえ、保有し続けるにしても、保有をし続けて、どうするのか?子供たちに継承するのか?これもまた1つの出口戦略です。今回は、不動産投資での出口戦略について説明をします。
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これらの出口戦略に対する理解を深めれます。
では、本題に入っていきましょう!
株式投資の出口戦略を不動産投資に応用しよう!
株式投資の出口戦略を応用して不動産投資の出口戦略について考えると不動産投資ので出口のイメージがつきやすくなります。
株式投資も不動産投資もどちらも投資です。もともと不動産投資というのは地主の方がされるケースが多く、その場合、保有し続けるといういのが通常でした。
しかし、金融機関からの融資を使い、不動産投資がサラリーマンでも出来るようになってから不動産を売却するという出口も考えられるようになってきました。
その出口を考える際に、株式投資の出口を応用することで、不動産投資の出口も見えてきます。
今回は、どのような出口があるのかを紹介します。
株式投資の出口戦略から不動産投資の出口を導く
では、具体的にどのような出口戦略が株式投資にはあるのか?代表的な手法を2つ紹介します。
そして、不動産投資だけに使える出口戦略も紹介したいと思います。
1.アグレッシブ・グロース型
まずは、アグレッシブ・グロース型です。
株式投資におけるアグレッシブ・グロース型
株式投資における手法について説明します。
それは、今後成長が著しい会社へ重点的に投資するという手法です。例えば、ベンチャー企業など、将来伸びそうだと判断できる会社に対して投資をしていくという手法になります。
メリットとして、将来大きな会社へと発展したら利益も大きくなります。例えば、ユニクロなどは今でこそ日本を代表する企業です。しかし、30年ぐらい前はまだあまり知られていない小さな会社でした。その時に、ユニクロの株を買っておけば、かなり値上がりしていますよね。
このような感じで将来有望と思われる企業に対して投資する事をアグレッシブ・グロース型と言います。
リスクとしては、投資したものの、結局成長しなかったら損をする可能性が高いという事になります。
では、このアグレッシブ・グロース型を不動産投資で応用してみますね。
不動産におけるアグレッシブ・グロース型
不動産投資における手法について説明します。
東京都心、6大都市繁華街エリアなど今後価格が大きく上昇しそうな大型物件、新築物件を購入し、値段が上がった時点で売却するというのが不動産投資におけるアグレッシブ・グロース型になります。
この手法では投資した地域が予想通り大きく値上がりするとハイリターンになります。先日も、都内のタワマンを10年ぐらい前に購入したら、オリンピック効果もあり、今では値上がりしていたというニュースを見ました。このように不動産投資での値上がりもうまくいけば数千万単位なので大きな利益を生む可能性があります。
しかし、値上がりするかどうかはやはり分かりません。そう考えるとハイリスクハイリターンな投資になるかなと思います。
2.ディストレスト・セキュリティーズ型
次は、ディストレスト・セキュリティーズ型です。
株式投資におけるディストレスト・セキュリティーズ型
株式投資における手法について説明します。
これはリストラや事業再生法の申請、再編などの渦中にある企業に投資する手法です。もしその企業が復活したら大きな利益になります。
では、このディストレスト・セキュリティーズ型を不動産投資で応用してみますね。
不動産におけるディストレスト・セキュリティーズ型
不動産投資における手法について説明します。
不動産投資ではワケ有り物件を購入し、リフォームなど状態を改善させてから売却するという手法になります。
つまり、見積もられている価値よりも低い物件を購入し、リフォームなどを行い価値を上げてから売却するという手法ですね。
リスクとしては、リフォームなどで資産価値向上に失敗した場合には損切りをする必要もあるという事になります。
リスクを考慮しても、不動産投資での出口戦略としては、このディストレスと・セキュリティーズ型で考えている方も多いと思いますし、この手法が定番だと思います。
3.インカム型
次は、インカム型です。
株式投資におけるインカム型
株式投資における手法について説明します。
株式投資におけるインカム型は、利子や配当を重視し継続的な収入を得る方法です。つまりインカムゲインを目的とする手法になります。
購入した株は売る事なく長期保有をし、定期的な利子、配当を目的とする手法になります。
では、このインカム型を不動産投資で応用してみますね。
不動産におけるインカム型
不動産投資における手法について説明します。
不動産投資におけるインカム型は家賃収入を目的として手法になります。売却を考えずに不動産も保有し続けるという手法になります。
この場合、子供たちに継承をする事も可能です。ただ、建物は古くなるので、どこかのタイミングで壊すなどの選択が出てきます。
まとめ:不動産投資の「出口戦略」アグレッシブ・グロース型、ディストレスト・セキュリティーズ型、インカム型を解説!
今回の記事では、株式投資の出口戦略を不動産投資に置き換える3つの手法として、アグレッシブ・グロース型、ディストレスト・セキュリティーズ型、インカム型の3つの手法について説明しました。
いかがでしょうか??
今回の3つの出口戦略の理解に対して簡単なクイズを用意したので、確認も踏まえて試してみてください!
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